TJUP地域交流委員会共同FD・SD「大学教職員が風水害時に必要な備えや行動とは－その時、自分に何ができるか？」を開催しました

2023年8月21日（月）、狭山市市民交流センターを会場に埼玉東上地域大学教育プラットフォーム（TJUP）地域交流委員会共同FD・SD「大学教職員が風水害時に必要な備えや行動とは－その時、自分に何ができるか？」を開催しました。

冒頭の基調講演ではまず、令和元年に発生した台風19号で大きな被害があった東松山市危機管理課より被害及び復旧・復興の状況を共有頂き、西武文理大学看護学部小松妙子教授からは地域と連携した「災害と地域づくり」の授業についての紹介がありました。次に、近年頻発する大規模自然災害に対し、どのように備え、どのような行動が必要なのかを笹本英輔講師（狭山市議会議員・みらい塾ポケット代表）の指導の下、シミュレーションゲーム「風水害24」を通して学びました。最後に振り返りとして、立正大学地球環境科学部後藤真太郎教授による地域のリスクマネジメント体制の構築・運用についての解説、意見交換を行いました。

座学だけでは対処できない危機対応をゲーム形式で体験的に学ぶことができ、災害発生時に適切に判断するための知識や心構えを身につける有意義な機会となりました。