TJUP共同FD・SD「チームビルディングの理論を学ぶ(入門編)」を実施しました【主催】
埼玉東上地域大学教育プラットフォーム(TJUP)共同FD・SD「チームビルディングの理論を学ぶ(入門編)」を8月26日に、株式会社ラーニングバリューを講師に、オンライン(Zoom)にて実施しました。チームビルディングの理論を学び、チームビルディングの手法を体験することで、目標を達成するチーム・組織づくりを学ぶことを目的に行いました。参加者はTJUP会員校のほか、「大学コンソーシアムひょうご神戸」からもありました。
理論説明に続いて行われたグループワークでは、まずキャスト役(質問をうける)と記者役(質問をする)に分かれて行う「記者会見」方式を用いた自己紹介が行われました。他者と協力しながら、相互理解を深めることがねらいで、聴く、答えるというコミュニケーションの基本を味わいながら、誰かに興味・関心を持つこと、持たれることの楽しさ・うれしさを体験しました。
つづく「コンセンサス実習」では、考えや価値観の異なるメンバー同士で合意形成をつくるプロセスから、コミュニケーションなどについての理解も深めていきました。「砂漠での遭難」の設定をふまえた設問・課題にまずは個人で回答し、その後グループで話し合い、グループ決定を出しました。グループ決定は、多数決やじゃんけんではなくコンセンサス(全員の合意)で行われました。コンセンサスのプロセスを通じて、異なる価値観や考えの人間同士がどのようにして、合意形成を得ていくのかを体験しました。その体験の中で、チームとしてのコミュニケーションへの理解や自分の特性などへの気づきが促されました。
※FD・SDとは
FD(Faculty Developmentの略。「大学教員の教育能力を高めるための実践的方法」、大学の授業改革のための組織的な取り組み)
SD(Staff Developmentの略。大学の管理運営、教育や研究の支援までを含めた質の向上を図るため、事務職員や技術職員などを対象に行われる職能開発の組織的な取組み)